第12回金沢神経内科アカデミーを開催します。

第12回金沢神経内科アカデミーを開催します。

日　　時：2016年7月16日（土）〜17日（日）
開催場所：金沢大学神経内科　
定　　員：先着15名
対　　象：医学部4年、5年、6年生、研修医
( 宿泊施設は当科負担にて用意させていただきます。宿泊施設をご希望の方は申し込み時に明記して下さい。交通費につきましては各自のご負担となります。 )

　金沢神経内科アカデミーは、医学生や研修医を対象として毎年夏に開催され、全国各地から研修医や医学生の参加を頂いております。神経学的診察や神経内科の検査・研究の体験、画像セミナーなど、勉強や普段の講義では経験できないことを楽しみながら体験していただき、懇親会ではお互いに親睦を深めています。
昨年は下記のようなプログラムで行われました。

第11回金沢神経内科アカデミープログラム

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第1日目

9：45	参加者医局集合オリエンテーション
10：00	病棟実習　各主治医グループに参加し、患者診察や処置の見学
11：00	神経筋生検
12：30	昼食会
13：30	中枢神経MRI画像の読み方
15：00	認知機能検査概要・見学
16：00	講演　講師　国立循環器病研究センター上原敏志先生　「TIAにおける最近の話題」
17：15	講演　講師　山田正仁教授　「神経内科のキャリアパス」
17：30	終了
18：30	親睦会

第2日目

9：00	医局集合各実験コース別の説明・実習（下記＊）
12：00	昼食
13：00	実験・実習続き
15：00	終了

＊各実験コース概要

神経病理
病理解剖で実際に得られた脳や脊髄、生検での末梢神経や筋を肉眼や光学顕微鏡を用いて観察します。また、病理学的な検索を行うためには標本を作製することが必要ですので、そのような標本の作製も体験します。スライドを用いた簡単な説明の後で実習を行います。

神経化学
アルツハイマー病においてもっとも病態に関わっているとされるアミロイドβ蛋白の凝集の実験を行います。またいくつかの物質を混合することでアミロイドβ蛋白の凝集が抑制されることを確認し、実際に研究で行われている、治療法に関する研究を実際に体験します。

神経免疫
正常筋の染色用切片の切り出し・HE染色を実施、正常筋の組織学的な特徴を理解します。筋炎の筋組織における免疫学的な特徴を理解するため、免疫組織染色を各々で行います。

＊認知症の疫学研究
（＊2016年より新設。）当教室は、地域における認知症等の脳老化関連疾患の早期発見、予防をめざしたプロジェクト研究として、七尾市中島町で疫学研究「なかじまプロジェクト」を行っています。
主な活動である地域脳健診など、疫学研究の実際を体験します。

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皆様の金沢神経内科アカデミーへのご参加を心よりお待ちしています。
ご参加の希望は下記アドレスよりご連絡ください。
定員に達し次第締め切りとなりますので、お早めのご応募をお願いします。

申し込み先：　
〒920-8640 金沢市宝町13-1
金沢大学大学院脳老化・神経病態学（神経内科学）　
医局長　坂井まで　