金沢大学脳神経内科

研究・業績

「脳神経筋疾患の病態解明および診断法、治療法の改善・開発に関する医学系研究」について

脳神経筋疾患は、神経の変性脱落、遺伝子異常、代謝障害、免疫機能異常、内科疾患に関連したものなど様々な原因により起こってきます。原因が判明しているものがある反面、未だに原因が不明なものも多くあり、原因がわかっている疾患でも病態との関連がわかっていないものもあります。また、いずれの疾患においても診断法の改善が必要であり、疾患特異的な新たな診断方法も求められています。治療に関しては、効果や副作用など考えると、今後さらに改善された治療法が望まれ、治療法の確立されていない疾患においては、新たな治療法の開発が緊急の課題であり、私たちの教室においても治療法の開発に向け努力しております。

これまでに金沢大学附属病院神経内科に入院をされた患者様におきましては、入院の際に同意を得て一部の血液、髄液、組織を保存させて頂いております。この研究では、これらの検体を使用することがあります。研究におきましては、個人情報は保護され、患者様に不利益がかかることはありません。費用の負担もかかりません。

この件で、ご質問がございましたら当教室医局(電話076-265-2292 浜口)までご連絡下さいますようお願いいたします。

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