金沢大学脳神経内科

研修・教育

内科専攻医および脳神経内科研修プログラム

金沢大学脳神経内科での内科専攻医および脳神経内科研修(卒後3年目以降)について

卒後初期研修が終了した医師3年目は、医者として成長するための大変重要な時期です。金沢大学脳神経内科の後期研修は、脳神経内科専門医を目指す人、内科の研鑽を更に深めたい人、研究を行いたい人などそれぞれの希望に対応可能です。

卒後初期研修が終了した医師3年目は、医者として成長するために大変重要な時期です。金沢大学脳神経内科では、神経内科専門医を目指す人,内科の研鑽を深めたい人、研究を行いたい人など、それぞれの希望に対応可能です。

2018年より新専門医制度が開始となり、神経内科専門医の取得には総合内科専門医を取得することが必須となりました。3年間の内科専攻医としての研修を行うことが必要ですが、神経内科専門研修との連動研修が認められており、最短で4年間の専門医研修を終了後(卒後7年目)に神経内科専門医試験の受験が可能です。(詳細につきましては、日本神経学会の専門医制度のページをご覧下さい)

卒後3年目以降のモデルケース

脳神経内科1年目(卒後3年目)

研修項目 研修場所・内容 研修期間
臨床神経

金沢大学附属病院脳神経内科で病棟担当医

12ヶ月

脳波・筋電図

指導医の下で研修

12ヶ月

神経病理

生検カンファレンスおよびCPCを担当

12ヶ月

脳神経内科2年目(卒後4年目)

研修項目 研修場所・内容 研修期間
臨床神経

大学病院以外の教育施設、准教育施設などで脳神経内科の指導医の下で病棟・外来研修

12ヶ月

内科研修(希望者)

本人の希望による他の内科subspeciality研修

 

脳神経内科3年目(卒後5年目)(希望者は大学院に入学)

研修項目 研修場所・内容 研修期間
臨床神経

金沢大学附属病院脳神経内科で担当医
内科専門医の取得

12ヶ月

脳神経内科専門研修

認知症:もの忘れ外来など
脳血管障害:血管障害を担当
神経画像:MRI, PETなどの画像検査
神経免疫:免疫性神経疾患の診断・治療
神経病理:生検およびCPC
神経遺伝:遺伝性神経疾患の診断・治療および遺伝カウンセリング

 

内科研修(希望者)

本人の希望による他の内科subspeciality研修

 

脳神経内科4年目(卒後6年目)(希望者は大学院に在学)

研修項目 研修場所・内容 研修期間
臨床神経

金沢大学附属病院脳神経内科で指導医
(チーフレジデント)

12ヶ月

脳神経内科専門研修

認知症:もの忘れ外来など
脳血管障害:血管障害を担当
神経画像:MRI, PETなどの画像検査
神経免疫:免疫性神経疾患の診断・治療
神経病理:生検およびCPC
神経遺伝:遺伝性神経疾患の診断・治療および遺伝カウンセリング

 

脳神経内科専門研修終了後は、脳神経内科専門医として地域の基幹病院で活躍する、大学院での研究・海外留学をするなど、本人の希望が叶うように配慮しております。

詳細は医局長(小松)までお問い合わせ下さい:医局長(小松)

  • 〒920-8640 石川県金沢市宝町13番1号
  • TEL:076-265-2292