2017年7月22-23日に医学生や初期研修医を対象として金沢神経内科アカデミーを開催しました。
6名に参加いただき、1日目は病棟での実習、画像セミナーや神経心理検査の体験を行いました。
2日目はbrain cuttingの見学や各グループに分かれての研究体験をしていただきました。
大変充実した2日間となりました。
来年度も第14回の開催を同時期に予定していますので、ふるってご参加ください。
第13回金沢神経内科アカデミープログラム
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第1日目9:45 | 参加者医局集合 オリエンテーション |
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10:00-12:00 | 病棟実習 各主治医グループに参加し、患者診察や処置の見学 |
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12:00-13:30 | 昼食会 |
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13:30-15:00 | 中枢神経MRI画像の読み方 |
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15:05-16:00 | 認知機能検査概要・見学 |
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16:05-16:35 | 講演 講師 野崎一朗先生 「ドイツの楽しい留学ライフ」 |
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16:40-17:10 | 講演 講師 坂井健二先生 「内科専門医制度と神経内科のキャリアパス」 |
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17:15-17:45 | 講演 講師 山田正仁教授 「ヒトにおける異常タンパク質の伝播:プリオン病からアルツハイマー病へ」 |
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17:45-17:55 | 写真撮影 |
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19:00- | 親睦会 |
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第2日目9:00 | 医局集合 各実験コース別の説明・実習(下記*) |
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12:00-13:00 | 昼食 |
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13:00-15:00 | 実験・実習続き |
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15:00 | 終了 |
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*各実験コース概要
神経病理病理解剖で実際に得られた脳や脊髄、生検での末梢神経や筋を肉眼や光学顕微鏡を用いて観察しました。また、病理学的な検索を行うためには標本を作製することが必要ですので、そのような標本の作製も体験しました。スライドを用いた簡単な説明の後で実習を行いました。
神経化学アルツハイマー病においてもっとも病態に関わっているとされるアミロイドβ蛋白の凝集の実験を行いました。またいくつかの物質を混合することでアミロイドβ蛋白の凝集が抑制されることを確認し、実際に研究で行われている、治療法に関する研究を実際に体験しました。
神経免疫正常筋の染色用切片の切り出し・HE染色を実施、正常筋の組織学的な特徴を理解しました。筋炎の筋組織における免疫学的な特徴を理解するため、免疫組織染色を各々で行いました。
*認知症の疫学研究当教室は、地域における認知症等の脳老化関連疾患の早期発見、予防をめざしたプロジェクト研究として、七尾市中島町で疫学研究
「なかじまプロジェクト」を行っています。
主な活動である地域脳健診など、疫学研究の実際を体験しました。
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