金沢大学脳神経内科

教室案内

教室概要

設立から現在までの沿革

金沢大学脳神経内科は2022年、開局40周年を迎えました

昭和57年(1982年)金沢大学医学部附属病院の診療科として新設される。金沢大学神経内科初代教授として長崎大学第一内科から高守正治教授が着任。
平成3年(1991年)金沢大学医学部神経内科学講座が設置。
平成12年(2000年)第二代教授として山田正仁教授が東京医科歯科大学・大学院脳神経機能病態学(神経内科学)から着任。
平成13年(2001年)4月金沢大学医学部の大学院重点化に伴い神経内科学講座は改組され、大学院医学研究科 脳医科学専攻 脳病態医学講座 脳老化・神経病態学(神経内科)となった。
平成24年(2012年)4月金沢大学大学院の改組により、大学院医薬保健学総合研究科 脳医科学専攻 脳病態医学講座 脳老化・神経病態学(神経内科学)となった。
平成31年(2019年)4月診療科名を神経内科から脳神経内科、大学院の研究分野名を、脳老化・神経病態学(神経内科学)から脳老化・神経病態学(脳神経内科学)に改称した。
令和3年(2021年)10月第三代教授として小野賢二郎教授が昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門から着任。
令和4年(2022年)4月講座名を脳老化・神経病態学(脳神経内科学)から脳神経内科学に改称した。

北陸における神経疾患の診療と研究を高い専門性をもって発展させなければならないという金沢大学および地域の強い熱意から、昭和57年(1982年)に金沢大学医学部附属病院の診療科として新設されました。初代教授として高守正治教授が着任し、診療・教育・研究を徐々に充実させ、平成3年(1991年)には医学部神経内科学講座が設置されました。また、大学病院のみならず北陸3県を中心とした関連病院に多数の医師を派遣して地域診療との連携をはかっています。
研究面では、免疫性神経疾患、特に重症筋無力症やLambert-Eaton筋無力症候群においては高守教授が世界的第1人者としてリードし、その他、筋ジストロフィーや神経変性疾患、脳血管障害など広範な領域を対象として取り組んできました。

平成12年(2000年)からは、後任として山田正仁教授が着任しました。教室の伝統である神経免疫学の研究に加え、脳老化・認知症関連疾患(変性疾患や血管障害)にも研究領域を拡大し、大きな社会的ニーズに応えるべく、更なる発展を目指しました。
平成13年(2001年)4月金沢大学医学部の大学院重点化、平成24年(2012年)4月金沢大学大学院の改組により、神経内科学講座は大学院医薬保健学総合研究科 脳医科学専攻 脳病態医学講座 脳老化・神経病態学(神経内科学)となりました。大学院重点化は『老化』『高齢化社会』をキーワードとしており、その中で脳医科学専攻 脳病態医学講座は『脳老化を中心とした各種病態の制御』を大目標として掲げました。アルツハイマー型認知症の治療、Creutzfeldt-Jakob病の研究では世界最先端の成果を挙げました。
『脳の世紀』、『超高齢化社会』といわれる21世紀を迎えた今日、当教室は神経内科学 neurology に加え、脳老化 brain aging にもフィールドを拡げ、世界に大きく貢献することができるように努力しています。
平成31年(2019年)4月に診療科名を脳神経内科、大学院の研究分野名を脳老化・神経病態学(脳神経内科学)に改称しました。

令和3年(2021年)10月に第三代教授として小野賢二郎教授が昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門から着任しました。令和4年(2022年)4月に講座名を脳老化・神経病態学(脳神経内科学)から脳神経内科学に改称しました。

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