急性期にリツキシマブが奏功した再発寛解型多発性硬化症の症例報告がInternal Medicine誌のオンライン版に掲載されました。
再発寛解型多発性硬化症(relapsing remitting multiple sclerosis: RRMS)患者の再発時の急性期標準治療には、ステロイドパルス療法、血液浄化療法、大量ガンマグロブリン療法などがあります。今回、再発急性期にこれらの標準治療を行いましたが増悪し続け、リツキシマブ投与にて改善が得られた症例を報告し、治療抵抗性のRRMS症例へのリツキシマブによる急性期治療の可能性を示しました。その成果がInternal Medicine誌のオンライン版に掲載されました。
Shima A, Hamaguchi T, Tada Y, Yamada M.
Intern Med. Advance Publication by J-STAGE: August 28, 2019