第15回金沢脳神経内科アカデミーを開催しました。
2019年7月20-21日に医学生や初期研修医を対象に第15回金沢脳神経内科アカデミーを開催しました。
8名に参加いただき、1日目は病棟での実習、画像セミナーや神経心理検査の体験を行いました。2日目は病理実習、神経免疫、神経化学の各グループに分かれての研究体験をしていただきました。実りの多いアカデミーとなったと思います。
2020年度も第16回の開催を同時期に予定していますので、奮ってご参加下さい。
第15回金沢脳神経内科アカデミープログラム
第1日目
9:45-10:00 | 参加者医局集合、オリエンテーション | 10:00-12:00 | 病棟実習:各主治医グループに参加し、患者診察や処置の見学 | 12:00-13:30 | 昼食会 | 13:30-15:00 | 中枢神経MRI画像の読み方 | 15:05-16:00 | 認知機能検査概要・見学 | 16:10-16:40 | 講演 講師:小松潤史先生 「頭部画像研究について」 |
16:45-17:15 | 講演 講師:野崎一朗先生 「内科専門医制度と脳神経内科のキャリアパス」 |
17:20-17:50 | 講演 講師:篠原もえ子先生 「認知症の疫学研究:中島町研究」 |
17:50-17:55 | 写真撮影 | 18:45- | 親睦会 |
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第2日目
9:00-12:00 | 医局集合 各実験コース別の説明・実習(下記*) |
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12:00-13:00 | 昼食 |
13:00-15:00 | 実習の続き |
15:00 | 終了 |
*各実験コース概要
神経病理
病理解剖で実際に得られた脳や脊髄、生検での末梢神経や筋を肉眼や光学顕微鏡を用いて観察しました。スライドを用いた簡単な説明の後で各々実習を行いました。
神経免疫
重症筋無力症の筋組織を用いて免疫関連蛋白のウェスタンブロット解析を行いました。
神経化学
Alzheimer病においてもっとも病態に関わっているとされるアミロイドβ蛋白の凝集の実験を行いました。