第14回金沢神経内科アカデミーを開催しました。
2018年7月21-22日に医学生や初期研修医を対象として金沢神経内科アカデミーを開催しました。
7名に参加いただき、1日目は病棟での実習、画像セミナーや神経心理検査の体験を行いました。
2日目はbrain cuttingの見学や各グループに分かれての研究体験をしていただきました。大変充実した2日間となりました。
来年度も第15回の開催を同時期に予定していますので、ふるってご参加ください。
第14回金沢神経内科アカデミープログラム
第1日目
9:45 | 参加者医局集合 オリエンテーション | 10:00-12:00 | 病棟実習 各主治医グループに参加し、患者診察や処置の見学 | 12:00-13:30 | 昼食会 | 13:30-15:00 | 中枢神経MRI画像の読み方 | 15:05-16:00 | 認知機能検査概要・見学 | 16:10-16:40 | 講演 講師 中村桂子先生 「神経病理学に魅せられて」 |
16:45-17:15 | 講演 講師 坂井健二先生 「内科専門医制度と神経内科のキャリアパス」 |
17:20-17:50 | 講演 講師 濵口毅 「今、プリオン病が熱い!Alzheimer病やParkinson病もプリオン?」 |
17:50-17:55 | 写真撮影 | 19:00- | 親睦会 |
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第2日目
9:00 | 医局集合 各実験コース別の説明・実習(下記*) |
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12:00-13:00 | 昼食 |
13:00-15:00 | 実験・実習続き |
15:00 | 終了 |
各実験コース概要
神経病理
病理解剖で実際に得られた脳や脊髄、生検での末梢神経や筋を肉眼や光学顕微鏡を用いて観察しました。スライドを用いた簡単な説明の後で各々実習を行いました。
神経化学
Alzheimer病においてもっとも病態に関わっているとされるアミロイドβ蛋白の凝集の実験を行いました。またいくつかの物質を混合することでアミロイドβ蛋白の凝集が抑制されることを確認し、実際に研究で行われている、治療法に関する研究を実際に体験しました。