2017年6月1-3日

第58回日本神経病理学会総会が東京にて開催され、当科Dr. 坂井、Dr. 清水、Dr. 石田、本田（技術補佐員）が発表しました。
Dr. 中村（当科／富山県立中央病院）が日本神経病理学会賞を受賞しました。

脊髄前角にbinucleated neuronがみられた筋萎縮性側索硬化症の1剖検例
坂井健二、黒川幸子、石田千穂、柴田修太朗、高橋和也、山田正仁

進行性非流暢性失語を呈した分類不能な4リピートタウオパチーの一剖検例
清水愛、赤木明生、石田千穂、坂井健二、駒井清暢、河村満、山田正仁

高齢発症でtotally locked-in stateに至り、高度の脊髄変性所見を呈した筋萎縮性側索硬化症の一剖検例
石田千穂、駒井清暢、山田正仁

金沢大学神経内科における病理関連業務の紹介
本田美幸、坂井健二、後藤律子、山田奈津、斎藤翔子、角田由美子、山田正仁

第13回神経病理コアカリキュラム教育セミナー
「プリオン病」　坂井健二

当科（現在、富山県立中央病院）の中村桂子Drが、弘前大学・若林孝一教授のご指導のもとで行った多系統萎縮症のアストロサイトにおけるリン酸化αシヌクレイン蓄積に関する研究で、平成29年度 日本神経病理学会賞を受賞しました。

Nakamura K, et al.
Accumulation of phosphorylated alpha-synuclein in subpial and periventricular astrocytes in multiple system atrophy of long duration.
Neuropathology 2016;36:157-167.